2012年 01月 29日
牛に輪つなぎ
干支切り絵から、八つ切りサイズの「牛に輪つなぎ」です。
「丑」も古典柄にはあまり登場しない動物のようで。
あるとすれば牛車の車輪紋なのだけど、それは丸型切り絵で採用してしまったし。
そこで、牛の鼻輪から「輪つなぎ」に展開してみました♪
☜牛の表情はこんな感じ。
ガッチリと鼻輪で繋がれていて
身動きが取れなくて困っているのか
それともそんなコトは気にしていないのか。
その茫洋とした表情からは読み取れませんネ。
「輪つなぎ」と検索すると
古典柄では一応あるみたいなのだけど
意味合いはハッキリと判明しなかった。
でも、何かが延々と繋がっていく様は
青海波や唐草文様のように、何かしら縁起の良いもののようにも思えるなぁ。
そう言えば、オリンピックのマークも5つの輪っかが繋がっている。
輪が繋がっていると言えば「鎖」もそう。
「鎖」についても検索してみたけれど、特に縁起物とされているワケでは無さそう。
「鎖」には良いイメージと悪いイメージがあるからかな?
あ、この「牛に輪つなぎ」は「丑」と「古典柄」の組み合わせということで
特にそれに意味合いを持たせているワケでは無いので
見た方が感じたイメージを自由に膨らませていただければと思います♪
(2010年作成 ETO展)
by hiro_kirieworks
| 2012-01-29 17:51
| 干支切り絵
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