2012年 08月 07日
鳳凰の牡丹紋
久しぶりに干支切り絵から「鳳凰の牡丹紋」を♪
丸型の干支切り絵で色々な鳥を用いたので、八つ切りは「鳳凰」にしようと。
古典柄は何が良いかな〜と調べていると「牡丹紋」を発見。
牡丹紋の「葉」の部分がちょうど鳳凰の羽のように見えてきたので、
鳳凰と牡丹紋を組み合わせてみました。
鳳凰は空想上の瑞鳥で、延命長寿·開運招福などのご利益がある、龍に次ぐ吉祥文。
牡丹紋は、京都の平等院や東本願寺、公家の近衛家の紋に用いられています。
もう1コのブログを書く時に気付いたのだけど
平等院には鳳凰堂があるじゃないですか。
やはり鳳凰と牡丹紋は、組み合わせとして大正解だったのかもしれません♪
☜鳳凰部分のアップはこんな感じで。
「牡丹紋」では牡丹の花がある部分に
「鳳凰」の顔首&胴体を配置しています。
鳳凰の頭上にある2つの物体は、
牡丹の蕾かな?
想像上の生き物である龍や鳳凰。
古来より人々はその存在に惹かれ、憧れ、
畏れ、様々な願いを託してきた。
(2010年作成 ETO展)
by hiro_kirieworks
| 2012-08-07 17:52
| 干支切り絵
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