2013年 04月 25日
干支切り絵「五感の猿」
瓦型干支切り絵の「五感の猿」です。
干支切り絵第1弾の丸型、第2弾の八つ切りサイズの時も
どんな風にしたらよいかと悩んだ申年。
色々と考えても、丸型の時に用いた三猿が頭から離れず
瓦型でも三猿をベースにアレンジしてみました。
三猿といえば<見ざる聞かざる言わざる>ですね。
その<見る・聞く・言う>を<視覚・聴覚・味覚>に置き換えてみました。
<五感>には正しくは<触覚・嗅覚>が加わるのですが
「五感の猿」では、
<心で感じる>と<頭で感じる>を加えてみました。
見て感じる、聞いて感じる、味わって感じる(または言葉で感じる)
そして、心で感じる、頭で感じる。
人というのは本当に複雑な生き物です。
複雑だからこそ色々と感じ取っていかなければならないと思います。
(2012年作成 むつきごこち展)
by hiro_kirieworks
| 2013-04-25 22:36
| 干支切り絵
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